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野栗の材化石

 
 昭和58年8月都立杉並高校田中邦幸教諭が発見。発見当時は針葉樹の化石と考えられていたが、その後の研究の結果、髄線(放射組織)が針葉樹の2〜3倍の多髄質であること、木部と師部が交互に同心円状に配列していること等のソテツ(蘇鉄)独特の特徴から、世界最大のソテツの樹木化石で、約1億年前のものと断定された。

 鑑定に当たられた千葉大学理学部西田誠教授(植物系統学)のお話
「この化石の大きさから想像して、このソテツは、径1.5m〜2m、高さ15m〜20mくらいの大木だっただろう。このような大型のソテツは、現生種でも化石種でも例がない。どうしてこんな大木になったか、現在9属しか残っていないソテツのどれに一番近いか興味が尽きない。また、たくさん自生していないと化石になりにくいので、周辺はソテツが密生していたと思う」
 
 ちなみに、現在国内にあるソテツは静岡県賀茂郡河津町にある、国指定天然記念物の高さ10mのものが最大である。
 また世界でもソテツの化石は珍しく、アルゼンチンのパタゴニヤで小型のものが確認されているだけである。

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