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中正寺の火渡り


 火渡りの行事は中正寺の裏山で毎年4月17日に行われていたが、最近では5月の連休を選んで行われる。
 身の行、口の行、意の行をつんだ20余名の行者が、中正寺で冷水をかぶり、山伏姿に身を固めて、ホラ貝の音を高らかに響かせながら素足で裏山に上る。裏山には檀家から奉納された薪が幅6m・奥行き10m・高さ2mに積み上げられ、四隅に竹を立てそれにしめ縄を張って祭壇が作られる。
 祭壇の前に進んだ行者は法文により不動明王を招き、さらに薪を清める法文を上げて薪に火を付ける。火の勢いが昇るに連れて、法文の声も行者の動きも激しくなる。燃え尽きるまで約1時間。その頃、行者の一人に不動明王が乗り移ると言う。その行者が先達となり火の中に歩を進める。行者が次々に火を渡り終えた後、一般の人達は行者の九字を受けてから火を渡る。希望者全員が渡り終わった後、火逆の行を行い行事は終わる。
 不動明王の大慈悲の光明と言う火を通すことにより、汚染した部分が反省され、心の垢を洗い、迷いをすべて燃焼し、清浄な体となって、一人一人の幸福を願うと言う行事である。

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