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楢原神社蔵三十六歌仙図



 板絵著色
 作者−玉秀画、玉秀筆、玉秀在敏画、燕尾斎玉秀といった落款が見られる。伝記不明。三十六歌仙図のほとんどは、江戸幕府の御用絵師である狩野派の画家により描かれているが、宮廷絵師である土佐派のものも若干ある。本図は、画風から狩野派系統のもので、燕尾斎という号からは浮世絵派に近い町絵師の一人と考えられる。
 裏面墨書−歌仙之詠−首各分書之奉掛上州甘楽郡楢原邨聖廟前殿焉将宝暦壬午秋九月  江都 柑本文昌
奉納時期が明確である点が貴重。宝暦壬午は12年(1762)。江戸の柑本文昌という人(この人物も伝記不明)が奉納の由来を書いているが、絵の制作年代もこの直前と思われる。
 各画面は、上下に切箔を散らして装飾している。(群馬県埋蔵文化財調査事業団 調査より)

毎年、4月20日に近い日曜日に楢原(ならはら)神社(*)の祭礼が行われるが、この時にのみ公開される。

(*)楢原(ならはら)神社:祭神は学問の神様と言われている菅原道實公で、地元では天神様と呼んで親しまれている。境内には、樹齢300年以上の桧、松、杉、樅の木などがあり、旧黒沢家の守り神として崇拝されていた。

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